臨床検査科は病気の診断や治療、検診に役立つ血液検査や心電図検査、脳波検査など様々な検査を行っています。特に日本臨床生理学会認定技師と日本超音波医学会認定技師が在籍しており、神経の検査や心臓超音波検査を得意としています。当院では正確で信頼性の高い検査を実施するため日々、専門的な知識の習得と技術の向上に努めています。
コレステロール値や血糖値などの25項目を院内の自動分析装置で測定を行い、35分程度で検査を行います。
自動分析装置で赤血球、白血球、血小板の数を測定し、貧血や異常細胞の有無を検査します。
血液を固めたり溶かしたりする働きを調べる検査で主に手術前検査や血栓症の治療に使用する抗凝固薬のモニタリングのために検査します。
尿定性試験紙を用いて、専用機器で読み取り測定します。また顕微鏡を用いて尿中の細胞や細菌の有無を検査します。
鼻咽頭より材料の採取を行い、検査キットを用いて判定します。
新型コロナウイルス検出に用いられる遺伝子増幅検査(LAMP法)で鼻咽頭から材料採取を行い、検査します。検査時間は35分です。
その他各種感染症定性検査キットなど
B型肝炎やC型肝炎などの感染症についての検査、甲状腺の機能を確認する項目、心臓の機能を確認する項目などを検査します。測定時間は20分程度で検査を行います。
心臓の電気的活動を記録し、不整脈や心臓疾患の検査を行います。
小型の心電図記録装置を装着して、24時間記録します。日常での不整脈の診断などを検査します。
マウスピースを咥えて息を強く吸ったり、息を強く吐たりをしていただき肺の機能を検査します。
頭皮上に電極を装着し脳の電気的活動を記録します。てんかんや脳血管障害などを検査します。
末梢神経(運動・感覚神経)を電気刺激し、筋肉や神経上から反応を記録し、機能を評価します。
脳・神経系の機能的変化を検査します。
術中モニタリング検査:脳腫瘍や動脈瘤、背骨等の手術前に誘発電位検査を行い、手術前・手術中・手術後まで波形をモニタリングします。
体内に超音波を発信してその反射を用いて体内の病変を調べる装置です。心臓の動きや血流の早さ、逆流等を検査します。