この度、当法人(大隈病院)は厳正な審査の結果「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に認定されました。
(認定期間:2024年3月11日~2025年3月31日)
健康経営とは、長期的なビジョンに基づく経営理念のもと職員の健康増進を重視し職員の心身の健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで職員・企業ともに活力向上や生産性向上を目指す経営手法です。
健康経営優良認定法人制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議(注釈1)が進める健康増進の取組のもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
当法人(大隈病院)では政府が掲げる「世界最優先の健康立国」に賛同し、「健康経営優良法人」の認定を目指すこととなりました。これは職員の健康を重要な経営資源ととらえ、職員の健康増進への取り組みを通じて企業イメージアップともに優秀な人材獲得、組織の活性化、業績向上を狙う取り組みです。
当法人は病院事業を営んでおり、医療従事者である職員のほとんどが何らかの国家資格を保有している。
十分に経験を積んだ医療従事者が健康かつ快適に長く勤務してもらうことが当法人の事業継続にとって最も大事な課題の一つである。職員数の約4割を占める看護師の定着については特に重要である。
常勤職員の離職率(期首職員数に占める期末時までの退職者数の割合)の改善を目指す。
特に看護師については、2018年度14.4%、2019年度18.8%、2020年度23.5%と低下、2021年度は改善し16.5%、2022年度は11.0%となっており、2023年度末については14%未満を目指した。
当院は職員の安全と健康が患者の安全と健康を守ることを意識し、働きがいのある、働きやすい職場づくりに取り組むことをここに宣言いたします。
1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上かつ1年以上実施する職員の割合が2022年度の調査では、男性は53.0%、女性は19.0%、全体は25.0%で令和元年国民健康調査の女性(25.1%)、全体(29.3%)で下回った。
開始年度:2018年度
1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上かつ1年以上実施する職員の割合が2023年度の調査では、男性48.0%、女性23.0%で令和元年国民健康・栄養調査の女性(25.1%)で下回った。
1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上かつ1年以上実施する職員の割合を男性33.4%以上、女性25.1%以上、全体で30%以上にする。
運動の習慣化を啓発するチラシ、コラムを配布、掲載する。運動への意識を高めるための健康セミナー、運動習慣の重要性を継続して訴えていく運動週間を実施するとともに携帯アプリを使った歩数を競うイベントを実施する。
注釈1:日本健康会議とは、国民一人ひとりの健康寿命延伸と適性な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体です。